アメリカ合衆国では、SARS-CoV-2に感染した人の少なくとも10〜30%は、COVID後症候群post-COVID syndrome (あるいはロングホーラー症候群long-hauler
syndrome、またはロングCOVIDとしても知られています)を経験してるとのことです。
また、ロングCOVIDとワクチン後症候群の間には、多数の重複があるそうです。
どちらも、免疫調節障害、炎症、疲労を引き起こし、少なくとも脳や心臓、内分泌器官を含む多数の臓器の機能障害を引き起こします。これらの障害により、慢性疾患を引き起こすと考えられています。
また、ロングCOVIDとmRNAワクチン等による障害の類似性は、病理学的にも(組織細胞レベルでも)、その特徴に類似点があることが分かっています。
シェディングは、まだ一般的には正しくその存在が認められていませんが、上記ワクチン後症候群同様、mRNAワクチンによる後遺症と考えることができると思われます。
シェディングとワクチン後症候群は、同じ機序で障害をもたらす可能性があるのです。
この項目では、シェディング、ワクチン後症候群に対し、スパイク蛋白等を解毒する方法を紹介したいと思います。
皆様の参考になれば幸いです。
オートファジー Autophasy
これはヒトが本来持つ自己再生と自浄作用の機能です。
ヒトや動物には、自分の体を健康な状態に戻すため、スパイク蛋白などの毒素が体内に入り込んだ際に、それを排除するシステムが働きます。
一方、スパイク蛋白そのものが、自然免疫をつかさどる細胞、NK細胞を減少させ、NK細胞を疲弊させると言われています。NK細胞=ナチュラルキラー細胞
自然免疫では、いくつかの貪食細胞が侵入した、ウイルスや細菌などを浄化します。似たところがあります。
以下オートファジーに対する説明を他から引用いたします。
オートファジーとは、文字通り、”自食”を意味し、機能不全に陥った細胞を分解し、その老廃物を利用して健康な細胞を作る、生理的メカニズムです。
オートファジーの過程では、まず細胞内にオートファゴソームが作られ、これは細胞内のさまざまな老廃物を包み込む「ごみ袋」の役割を果たします。このごみ袋はライソゾーム(ごみを分解する酵素を大量に含みます)と融合し、オートリゾソームという「ごみ処理ステーション」を形成し、ごみを分解して再利用します。
オートファジーが始まると、細胞質成分、つまりリサイクルされるべき物質は、オートファゴソームと呼ばれる二重膜小胞に取り込まれ、リソゾームと融合して、オートリソソームを形成し、ここで細胞質成分が分解されます。
オートファジーは、細胞内の有害な成分を速やかに除去するだけでなく、いらなくなったタンパク質を再利用可能なアミノ酸に変換するという、重要な働きがあります。
これによって、アンチエイジング効果、炎症状態の緩和、免疫力の向上、発がんリスクの低減など、我々の体に様々な恩恵をもたらしてくれます。
オートファジーは、スパイク蛋白だけでなく、スパイク蛋白自身によって誘導されたミスフォールドタンパク質も除去していると考えられています。
従って、オートファジーは、ウイルスやmRNAワクチン等によって引き起こされた「スパイク病」を回復させるために重要な役割を果たすと考えられます。
実際、オートファジーの活性化は、細胞内のスパイク蛋白を除去するための最も重要なメカニズムの一つなのです。
このように、本来から自分の体に備わった、このメカニズムをさらに働くようにすることが、スパイク蛋白等を解毒する一番容易な方法だと考えられるのです。
簡単なので試してみる価値はありそうです。
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