当院の感染症対策


 院内の感染症対策の方法を決めるのは、思ったより難しいものでした。

 感染者がいない場合は、何もしなくてもいいはずです。

 ただし、メディアでは、感染者がいなくても、換気対策やソーシャルディスタンスを保ち、密は避けるよう、我々を洗脳しています。感染者がいない時に、その必要が本当にあるのでしょうか?

 当院では、現在感染者を診る時間を決めていますので、他の時間帯はSARS-CoV-2ウイルスフリーの状態です。待合室には感染者は入りません。診察室にも感染者は入りません。


1)紫外線発生装置 ウシオ電機Care222

 当院では、紫外線発生装置でウイルスを不活化できる空気清浄機、ウシオ電機がコロンビア大学と共同開発したと言われている、波長が222ナノメートルの紫外線を発生する紫外線発生装置を使用することに致しました。

 年末にオーダーしていましたが、在庫がなく一昨日ようやく配送されてきました。

 

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 当初から発売された機種より新しいバージョンです。

 思った以上に小さく、最初の機種より見た目はいいようです。

 222ナノメートルの紫外線の周波数は、通常の254ナノメートルの通常の周波数の紫外線に比べて、人体の表面にしか紫外線が届かないので、皮膚がんになる可能性が低いと言われています。

 ただし、照射されてウイルスや細菌が不活化される面積が小さいのが難点です。

 
 
2)紫外線による空気清浄機 AeroPure(日機装社製)

 紫外線が空間に漂うウイルスのエアロゾル、飛沫核に存在するウイルスを不活化できることが解ります。
  
 空気清浄機に取り込まれる空気が、そこで発生する紫外線によって、空気中に存在するウイルスを不活化できることになります。

 日機装株式会社(一部上場会社のようです)が作っている、空気清浄機は、LEDによる紫外線発生装置が付いていて取り込んだ空気に存在するウイルスを不活化できます。

 非常にコンパクトなもので、8畳程度の空間をウイルスがいない状態にできます。難点は5年しか耐用年数がないことです。5年くらいで新品に換える必要があります。