mRNAワクチン後の副作用及び
シェディング(Shedding)
Oct.6,2022
シェディング(Shedding)=伝播とは | ||
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シェディングとは何なのか?これはまだ一般には認知されていない、新しい現象なので、臨床をしている医師でも理解できる人はほとんどいない可能性が高いです。 私がシェディングについて知ったのは、令和3年5月頃、MITの研究者らが書いた、mRNAワクチンに関する論文を読んだ後です。 その論文の原文を示します。International Journal of Vaccine Theory,Practice and Research 2(1)May 10,2021page402 2.Vaccine
Shedding 上記の英文を翻訳します。ただの機械翻訳です。 インターネット上では、ワクチン接種を受けた人々が、近くにいるワクチン未接種の人々に病気を引き起こす可能性について、かなりの議論されている。これは信じがたい話かもしれないが、脾臓の樹状細胞から、他のプリオン再形成タンパク質と複合した、ミスフォールドしたスパイクタンパク質を含むエクソソームが放出されることによって起こる可能性がある、というもっともなプロセスがある。これらのエクソソームは遠方に移動することができる。肺から放出され、近くの人が吸い込むことも想像に難くない。エクソソームを含む細胞外小胞は、呼吸器疾患に関連して、喀痰、粘液、上皮内層液、気管支肺胞洗浄液で検出されている(Lucchetti et al, 2021)。 上記記載から、シェディングという現象が起こり得ることが分かりますが、私が医学部で学生をしていた頃にはまだエクソソームという名前すら、教科書には載っていない時代でした。 上記に出てくるエクソソームとは何か、まずそこから理解する必要があります。 |
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エクソソーム(exsosome)について | ||
エクソソームに関して、2011年の実験医学2月号に特集がありました。中古本で手に入れましたので、そこからの記載をご紹介します。 エクソソームという名前は、ヒツジの網状赤血球から分泌された小胞を1983年にJohn-stoneらが命名したことに遡るようです。その後、免疫細胞や腫瘍細胞での分泌が発見され、2008年にエクソソーム内にmRNAやmicroRNAを含む核酸物質が含まれて他の細胞へと受け渡されている可能性が示されるや否や、その後の研究が一気に加速し現在に至っていますが、まだほとんどが解明されていません。 この専門雑誌が発行された2011年は、今から10年以上前の話です。 エクソソームは、細胞の中にある物質で、細胞外へ放出される小さな膜結合小胞(50-100nm)です。初めは、細胞質内のエンドソーム膜に出芽することによって形成される小さな粒子です。 2021年10月のJ immunologyに、mRNAワクチンを接種されたヒトの体内で、4か月にわたりmRNAワクチンによって体内で作られたスパイク蛋白が、エクソソームに取り込まれて、血液中を循環しているという論文が投稿されました。 その際のエクソソーム内に確認されたスパイク蛋白の抗体です。下の写真の楕円形の濃いグレーの物質がエクソソームで、エクソソーム内の黒い粒子がスパイク蛋白の抗体です。ですので、エクソソーム内部にスパイク蛋白が含まれているのが間接的に証明されます。 ワクチンを1回でも接種した方は、体の中で延々とスパイク蛋白が作られる可能性があります。 何故ならmRNAワクチンの遺伝子配列を分析された、現役の免疫学者の荒川 央博士の結果では、スパイク蛋白を作るのを止める命令がmRNAワクチンの遺伝子上に存在しないことが確認されたからです。 mRNAワクチン等の接種者は、シェディングは呼気等からスパイク蛋白などを排出すると言われていますが、延々と排出し続ける可能性があります。 この排出されたスパイク蛋白等が、未接種者に影響し、多彩な症状を起こしているのです。 シェディングという現象は、mRNAワクチン等の副作用と考えても間違いはないと思われます。 この「mRNAワクチンによる副作用・シェディング」の項目では、現在報告されてる症例の紹介や、それに対する治療法をできるだけ記載したいと考えています。 |
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